シードを日常に取り入れる

健康志向が高まる中で、スーパーフードとして注目を集めている「シード(タネ)」小さな粒の中に栄養がぎっしり詰まっており、日常の食事に簡単に取り入れられるのが魅力です。

今回は、かぼちゃの種とひまわりの種に注目し、その栄養価や健康効果についてご紹介します。

『シードを毎日に取り入れるメリット』

タネ類は、ビタミン、ミネラル、食物繊維、良質な脂質を豊富に含み、身体に嬉しいメリットが沢山あります。

栄養バランスの向上
不足しがちな、ミネラルや必須脂肪酸を補給できます。

お肌の健康をサポート
ビタミンEやオメガ3脂肪酸が含まれています。

腸内環境のサポート
食物繊維が腸の調子を整え、便秘解消の強い味方に。

生活習慣病の予防にも
抗酸化作用やコレステロール低下作用が期待できます。

『かぼちゃの種の栄養と効果』

かぼちゃの種（パンプキンシード）は、小さいながらも栄養価が高く、身体に嬉しい食品です。
主な栄養素とその効果について詳しくご紹介します。

オメガ3脂肪酸が豊富
体では作ることができない、血液の巡りをサポートしてくれる、強い味方です。

ビタミンやミネラルがたっぷり
特に、骨の強化を担う「リン」と、さまざまな酵素を活性化させる「マンガン」の豊富な供給源です。
他にも、ビタミンK、鉄、亜鉛、銅、ビタミンB2、ビタミンB9、カリウム、マグネシウムが豊富に含まれていて、バランスの取れた栄養補給にぴったりです。

他にも、腸内環境をサポートする『食物繊維』など、美容と健康をサポートする栄養素がたっぷり含まれています。

出典：食品成分データベース（文部科学省）（2025年3月10日に利用）

『ひまわりの種の栄養と効果』

鑑賞用として親しまれているひまわりですが、その種はエネルギーの塊なんです。
ひまわりの種(サンフラワーシード)の、主な栄養素とその効果について詳しくご紹介します。

リノール酸
体の組織が正常に機能する上で欠かせない、必須脂肪酸です。
細胞やエネルギーの原料になり、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果があります。

ビタミンも豊富
若返りのビタミンとも呼ばれている「ビタミンE」。
血液の流れを良くし、血管の老化を防ぐ力を持っています。
また、細胞増殖と深い関わりがある栄養素「葉酸」も豊富に含まれています。

出典：食品成分データベース（文部科学省）（2025年3月10日に利用）